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現在の学習指導要領は、『系統主義』を「基盤」にしながら、「主体的・対話的で深い学び」、「探究的な学習」、「体験的な学習」などの『経験主義的な学習』を積極的に取り入れています。 「習得をめざして効率的に教え込む授業」と「学習課題(問題)解決の授業」を「バランス」よく実践することで、多様な子ども達の学びに応えられます。 どちらの学習の仕方にも「合う子・合わない子」がいます。それぞれの学習の良さを生かすことで「相乗効果」が期待できます。 |
※「問題解決の話し合い」を実施する場合、教科の「内容」や「時間」によって話し 合いに使える時間は異なります。「短時間の話し合い」は、「問題解決の考えを書く活動」や「振り返り」を省略して、「学習課題(問題)の確認」と「話し合い」だけになることが殆どです。 |
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「資質・能力」を育成する「主体的・対話的で深い学び」を実現するには、「板書」も大きな役割を果たします。誰がどんな発言をして、どのように考えてきたのか「話し合いの過程」を分かりやすく表しているものが、役立つ「板書」です。誰がどんな発言をしたのか分かるように「ネームプレート」を活用することは、「話し合いの板書」の基本です。 |
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「主体的・対話的で深い学び」の目的は、学習過程において思考力等の「資質・能力」を養うことです。 話し合いで作り上げた「最適解」や「新たな考え」も大切ですが、それ以上に「学習過程」で、どんな「資質・能力」を使って、どれだけ「資質・能力」を育成できたのかが重視されます。 テストで良い点を取れば、学習の目的が達成できたという考え方は、見直す必要があります。 |
主体的・対話的で深い学びは、「アクティブラーニング」、「学び合い」、「議論」などの要素がすべて入っていると考えられます。 |
学習過程 | ①学習課題(問題)を確認する活動、 ②一人一人が問題解決の考えを書く活動、 ③話し合い(話し合いを広げる段階・話し合いをまとめる段階)、 ④振り返り(話し合い後の自分の考えをまとめる) |