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    問題解決の話し合いは、いろいろな人の多様な考えや情報を出し合って、多面的・多角的・論理的に思考し、みんなが良いと思える共通の考え「最適解」や「新たな考え」を創造することが大切です。
 これを実現するのが、「主体的・対話的で深い学び」であり、「議論」なのです。
    話し合いの参加者が、ばらばらに発言するだけの言いっぱなしは、「主体的・対話的で深い学び」でも「議論」でもありません。主体的・対話的で深い学び」も「議論」も話し合いでみんなが良いと思える考え「最適解」や「新たな考え」を創造するものです。
議論する力
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  私たちの社会や学校において、「議論」していると思っていても、議論の参加者が多様な意見を出したり、少数意見を大切にしたりしながら、みんなで問題解決のための「納得できる共通の考え」をつくり出す「議論」になっていないことが多いのではないかと思います。
 だからこそ、小学一年生の段階から、「主体的・対話的で深い学び」を実践して、「議論」ができる日本人を育てていくことが必要だと思います。
主体的・対話的で 深い学び
議論する力
受容的な学級
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  「議論」は、個人の「情」や「立場」を優先したり、「結論だけ」を優先したりして行われるべきものではありません。「多様な意見が出されること」や「少数意見が出されること」を大切にしながら、論理的に進められることを重視しなければなりません。
 平等で公平・公正な「議論」が当たり前にできるようにして、「ふつうは」とか「世間は」などの「実態のない基準」の同調圧力に縛られることなく、一人一人が自分なりの幸せを求めて主体的に生きられる社会をつくることが大切だと思います。
 このような社会を実現するには、一人一人に「議論する力」を養うことができる「主体的・対話的で深い学び」を実践して「資質・能力」を育成することが不可欠です。
    「問題解決」のための話し合いは、一人一人の発言が「言いっぱなし」では成立しません。
 少数意見を大切にしながら、一人一人の考えをつなげていくことで、「最適解」や「新たな考え」を創造することをめざすものです。
 「議論」の参加者によって「新たな考え」を作り上げる「議論」と全く同じものです。
    「議論」は、より良い社会を創ることを可能にする手段だと考えられています。多様な考えを持つ人たちと、「議論」を通して、理解し合い、問題解決のために協働して取り組むことができるようになれば、よりよい社会を形成して、一人一人がより良い生活をできるようになるはずです。
  主体的・対話的で深い学びの「話し合い」とこれからの時代に求められる「議論」は同じです。どちらもいろいろな考えを出し合いながら、少数意見を大切にして、みんなに共通する「最適解」を作り上げたり「新たな考え」を創造したりします。そして、それらは一人一人にとって「ベスト」ではないかもしれませんが、一人一人にとっての「セカンドベスト」を求められるようにしていきます。
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